NEW 30 SERIES
世界的なヒットを続ける30 SERIESの最新作は、3つの基本的なコンセプトにフォーカスして設計されています。それは電源回路の拘り、最短距離の回路設計、直感的な操作の実現です。スイッチング電源は全てディスクリートで組まれており、必要な電流を必要な時に必要なだけ供給します。2層、4層の両面基板を採用し、表面実装パーツを可能な限り採用することで、最高のパフォーマンスを実現する最短の回路レイアウトが完成します。またどんなに素晴らしい機能も使いこなせなくては意味がありません。30 SERIESは細部まで美しい有機EL(OLED)ディスプレイを採用し、様々な設定が直感的に操作できるように仕上げられています。
サウンドとデザイン、そして操作性。
30 SERIESは生活を豊かにするオーディオ製品の理想を具現化しているのです。
PRIMAREの最新技術を結集して作り上げたI35は大ヒットを記録したI32の後継機です。数々のオリジナル技術が、スイッチング電源を搭載したクラスD方式アンプのメリットを最大限活かしながら、インピーダンス変動への対応面で不利とされてきたマイナスイメージを完全に払拭する圧倒的なサウンドを実現しています。ハイスピードかつハイパワー、クリーンでありながら暖かみも感じさせるサウンド、そして立体的な空間表現は過去のどのインテグレーテッドアンプも実現できなかった領域へと到達しています。美しいデザインの中に最新テクノロジーを内包する。
それこそがPRIMAREの真骨頂。自信をもってPRIMARE史上最高傑作の登場です。
主な仕様
AMPLIFIER SECTION “ UFPD 2 (Ultra Fast Power Device 2) ”
Class Dアンプの弱点は、歪みの発生する大きな要因である出力部のフィルターを適切なフィードバックによってコントロールできない事によって、スピーカーのインピーダンス変化が音質面に悪影響を及ぼす事にあると言われてきました。この事が数多いClass Dアンプのメリットよりもクローズアップされていたのです。それを打ち破ったのがPRIMAREのオリジナル回路である「UFPD ALL Analog Class-D Technology」です。
フルレンジでフィードバックを可能とする画期的な技術であるこの回路は、過電流やクリッピングなどアンプに起きているあらゆる現象を正確に把握し、NFB量を調整する事で安定的にアンプをコントール。バージョン2ではこの技術がさらに改良され、周波数レスポンスに全く影響されないフィードバック・ループを実現しました。UFPDに比べ、ノイズの低減を実現し、高域特性が改善。より3D的な奥行きのあるサウンドを実現するI35の核となる技術です。
POWER SUPPLY SECTION “ APFC (Active Power-Factor Control)“
UFPD2アンプモジュールによってスピーカーに動力を供給するスピードを考慮すると、スイッチング電源の採用が安定した電圧を供給しつつ、急激な変化に対応する唯一の選択でした。新たに開発されたAPFC(Active Power-Factor Control)は過去の電源よりも5%効率が良く、互いに180度位相が反転したデュアルPFCコンバーターを備えています。APFCは電源電流の波形を電圧と同相・同一波形の正確なサイン波へと変換するオリジナル電源回路技術であり、高調波や電磁波妨害を低減すると共に総電流リップルをも減少。電気的な干渉が改善され、回路内のストレスを劇的に減少させる事に成功しました。
Transition mode(トランジションモード)と呼ばれる特殊な動作を行い、スイッチング損失を最小限に抑え、UFPD2アンプモジュールへ電力を供給する全体的な効率を改善しています。
OTHER TECHNOLOGY
精巧に造り込まれた入力回路は、標準的なCMOS(相補型金属酸化膜半導体)スイッチではなく、より優れたアイソレーションとサウンドクオリティを実現するために、リレーを利用しました。最高のチャンネルバランスと、低いリスニングレベルでのパフォーマンスのために、2×4チャンネル・バランスモード・ボリュウムコントロールICを採用。ギャングエラーや左右のバランスが崩れる事の無い理想的な動作を保証しています。
また、I35に採用されている最新世代の有機EL(OLED)ディスプレイ技術は、自動車産業用に劣悪な環境における長寿命を確保するために開発されたものを、PRIMAREが独自に改良。長寿命というメリットを残しながら、色彩と明度を高い次元に引き上げる事に成功しています。細かい設定を行う時にも見やすく目にも優しい。目立たないこんな所にもPRIMAREのこだわりが詰まっています。また新開発されたC25リモコンは、ストレスの無いレスポンスを実現し、余計な干渉を防ぐために、全く新しい独自の制御コードが用いられました。
VARIOUS SETTING
I35はシンプルなデザインや、ボタンの少なさからは想像できない多彩な設定項目が用意されています。
- オートセンス設定:この設定をONにすると、信号を検知した入力に自動で切り替えを行ったり、スタンバイから自動で復帰させる事ができます。トリガー入力やIR入出力も搭載していますが、これらに対応していないアナログ製品などの再生でアンプの電源をONに出来る非常に便利な機能です。またそれぞれの入力毎に設定が可能なため、テレビの電源が入った時だけにI35も自動に立ち上がる、といった細かい設定が可能です。
- ステータス、エイリアス設定:全ての入力を有効、無効で選択可能です。接続していない入力を表示させないクレバーな設計です。また入力は自由に名前を変更できます。
- ボリュウム設定:全ての入力がプリアンプをパスする固定に変更可能です。ホームシアターとの高い親和性を実現しています。また各入力は独自のゲイン設定が可能。各入力のゲイン差を無くすことが可能です。
- その他:起動時のボリュウム音量を設定値か、最後に使用した音量から選ぶ事が可能。またミュートレベルも0から任意のレベルで設定可能。さらに最大音量の設定や、左右バランス設定も搭載しています。無入力が続いた場合に、自動的にスタンバイへと移行するオートスタンバイの時間も設定可能。トリガー出力と共に、搭載されるのはRE-232接続。Control4のような部屋全体のホームシステム制御にも使用可能となっています。
C25 REMOTE CONTROL
新たに開発されたC25リモコンは、ストレスの無いレスポンスを実現し、余計な干渉を防ぐために、全く新しい同時の制御コードが用いられました。
AWARDS
Hivi夏のベストバイ2018
プリメインアンプ部門�(40万円以上)・2位
仕様説明
出力 |
150W + 150W(8Ω) / 300W + 300W(4Ω) |
周波数特性 |
20Hz - 20kHz , -0.2dB |
S/N 比 |
>100dB / AES17 Filter |
THD+N |
<0.01% , 20Hz-20kHz , 10W at 8Ω |
入力系統 |
バランス XLR × 2 / アンバランス RCA × 3 |
入力インピーダンス |
XLR 30kΩ / RCA 15kΩ |
出力系統 |
ラインアウトRCA × 1 / プリアウト RCA × 1 |
出力インピーダンス |
100Ω (ライン、プリアウト共) |
プリ出力ゲイン |
16.5dB(RCA入力時) / 10.5dB(XLR入力時) |
スピーカー出力ゲイン |
42.5dB(RCA入力時) / 36.5dB(XLR入力時) |
アンプモジュール |
PRIMARE UFPD2 |
電源 |
PRIMARE APFC |
コントロール端子 |
RS232 / Trigger出力 / IR入出力 |
消費電力 |
スタンバイ時 0.5W / アクティブ時 32W |
サイズ |
W430 × H106 × D382(420:突起物含む)mm |
重量 |
10.5Kg |
カラー |
フロントパネル部:チタン / トップ部:ブラック |
付属品 |
C25 リモートコントロール |
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