AIRBOW長期安心保証(36ヶ月)対象商品について
こちらの製品はAIRBOW長期安心保証対象商品です。
ご購入日より36ヶ月(3年)の保証が付帯しておりますので、安心してご利用いただけます。
《 クロネコ延長保証について 》
「クロネコ延長保証」はAIRBOW長期安心保証とは別の有償保証制度となります。
クロネコ延長保証に加入された場合は スタンダード・プレミアム共に AIRBOW長期安心保証3年+クロネコ延長保証2年で、合計5年保証となります。
ご希望の場合はご購入時にクロネコ延長保証をご選択を上、ご購入をお願いします。
《 ご注意ください 》
クロネコヤマトの延長保証は、自然故障のみを保証する「クロネコ延長保証 スタンダード」と、自然故障に加えて「落下・水濡れ」等のリスクにも対応するさらに安心のプラン「クロネコ延長保証 プレミアム」がございます。AIRBOW長期安心保証とは関係ございません。
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スピーカーの影響を受けにくく、歪みが少ないデジタルならではのサウンドを追求
デジタルアンプに求めるサウンドとは
HD-AMP1、PM-10に続いて発売されたPM-12の最新モデルmarantz PM-12 OSEには、最新のデジタルアンプが搭載されています。デジタルと聞くと10年ほど前に発売された高級デジタルアンプ「Ayre」や、ヤマハの技術者が設立しブームとなった「Flying Mole」のような、「艶や響きの少ない無機的な音」を想像されるかも知れません。その原因は「音質を損なうデジタルノイズ」が完全に遮断されていなかったためですが、すでに「デジタル」とは分からない滑らかで艶やかな音質を実現できる段階まで技術は進歩しています。
このように、マイナスのイメージが先行したデジタルアンプですが、真空管アンプやアナログトランジスターアンプで実現できなかった優れた特徴を持っています。一つ目は「スピーカーの影響を受けにくい」と言う特性です。従来方式のアンプで超低音や大音量を再生した場合、スピーカーが発生する「逆起電力(ボイスコイルがマグネット磁界の中で動くことによって発生する、ユニットの動きを止めようとする力)」の影響が避けられず、「歪みが大きく」なりました。しかし、スピーカー駆動原理が異なるデジタルアンプは、スピーカーの影響をほとんど受けません。もう一つは「直線性が優れている」という特徴です。アンプに入力される信号を縦軸、出力される信号を横軸にしてグラフを描いた場合、デジタルアンプのグラフがほぼ直線になるのに対し、アナログアンプは様々な理由により「直線にならない(歪み・下図ピンク部分)」を発生します。
もちろん、アンプが発生する「歪み(アンプが生み出す響き)」は、「美しい響き」として「良い方向」にも働き、そのような場合「アンプは美しい音を発生するオーディオ製品(AIRBOW Stingray Ultimate)」としての価値を持つことになりますが、厳密な意味での「原音」からは離れて行きます。それに対しデジタルアンプは、「音量や周波数にかかわらず高い再現性を実現」し、今までのどのようなアンプよりも再生される音を「原音」に近づけることが可能となります。
PM-12 OSEのブロックは、増幅前の信号をコントロールする「プリアンプ」、とそれを増幅してスピーカーを駆動するための回路「パワーアンプ」から構成されます。PM-12 OSEでデジタルが使われるのは「パワーアンプ」だけですから、従来の回路で構成される「プリアンプ」を「美音」にチューニングすれば、「真空管アンプのような艶やかな音質」にもできました。しかし、そういう「過去のアンプの模倣」を行うのなら、デジタルアンプである必要性がありませんし、そういう用途なら真空管を使う「AIRBOW Stingray Ultimate」が最適です。それらを考え合わせ、PM-12 OSEのカスタマイズでは「デジタルアンプでしか出せない音」を目指しました。
組み合わせるスピーカーや、録音の善し悪しに左右されない「Master」音質
「歪みの発生」が避けられない従来型のアンプは、それを良い方向へと変化させてある種の「個性」を与える方向の音作りを行っていました。そのため、録音の善し悪しや組み合わせるスピーカーによっては、「相性問題」を引き起こすことがありました。
しかし、ソフトや環境の影響をほとんど受けないAIRBOW PM12OSE Masterは、どのような条件で使っても「常に一定レベル以上のサウンドを実現」することができます。特に注目すべきなのは、「録音の悪いソフトの再現性」です。クラシックや一部のJazzなどを除き、古い時代の演奏やPops・Rock、特にライブなどの音源は「周波数レンジが狭い」、「ノイズっぽい」、「音の分離が悪い」、「空間が広がらない」、「演奏が弾まない」など、録音に様々な問題を抱えるため「再生音楽を生演奏のように楽しめない」ことがありました。その原因は、音色や音量などが「近い音は混じってしまう(音の混濁)」からです。しかし、「ものすごく似ている音(近似の音)」でも、その「かすかな違いを明確に再現する」ことができるなら混濁は解消し、録音の良いソフトのようなクリアな音質が実現します。
AIRBOW PM12OSE Masterが手元に届いたらジャンルは問いません、まず「古いソフト」を聞いてみて下さい。デジタルアンプの優れた特性「再生リニアリティーの高さ」が生かされ、古いソフトが「最新ハイレゾ録音」のように、クリアに鳴ることに驚かれると思います。クラシックはモノラル録音でも、体を包み込むサラウンドのように音場が大きく広がります。Popsでは伴奏とボーカルが濁らずに分離しクリアに鳴ります。うるさかったRockのクライマックスパートは、命を吹き込まれたように生き生きと鳴りリズムが躍動します。録音のせいだからとあきらめていたソフトをAIRBOW PM12OSE Masterは見事に蘇らせます。
スピーカーは、「キャビネットの響き」がその個性や色づけを生み出しています。アンプがスピーカーの影響を受けると、アンプが「スピーカーの個性に染まり」、特徴的な音質はより特徴的な音になります。さらにスピーカーの音を「リフレイン」する、リスニングルームの影響も大きくなります。けれど、スピーカーの影響を受けにくいAIRBOW PM12OSE Masterなら、スピーカーの個性をほどよく抑えられます。鳴りにくいスピーカーだから、部屋が悪い(ルームアコースティックが悪い)からとあきらめていた環境でも、いままで以上の良い音を楽しめるでしょう。もちろん、B&WやMAGICOのような「低歪み」を実現した最新型スピーカーとの相性も抜群です。録音や再生環境に左右されず、音楽の楽しさ、生き生きとした演奏の表情を引き出せるこの能力はPM12OSE Masterの最大の魅力です。
「技術を感じている間」は、その技術にはまだ改良の余地が残されています。最新の技術と最高の音作りが融合したAIRBOW PM12OSE Masterは、アンプやスピーカーの存在感を消し去り、あなたと音楽を「ダイレクト」に結びます。
最新のAIRBOW PM12OSE Masterは、AIRBOW PM12 Master Final Versionよりもさらに広帯域で、明瞭度の高い快活な音質に仕上がっています.
仕様説明
定格出力 |
100W×2(8Ω)、200W×2(4Ω |
周波数特性 |
5〜50kHz (±3dB) |
入力 |
PHONE(MM/MC)×1、RCA×3、TAPE入出力×2
パワーダイレクト入力×1 |
出力 |
RECアウト×2、ヘッドホン×1 |
消費電力 |
無信号時40W、最大出力時130W(待機時0.2W) |
寸法/重量 |
W440×H127×D453mm / 15.7Kg |
付属品 |
高音質電源ケーブル AIRBOW KDK-OFC/2.0m |
仕上げ |
ゴールドのみ |