同価格帯のステレオパワーアンプに匹敵する音質を実現した・7chパワーアンプ
主な特徴
限定モデル MM8077をさらにブラッシュアップ
marantz AV8805の相棒として200台限定で発売された7chパワーアンプMM8077のパーツを120個交換し、その音質をさらに高めたのがMM8077 Specialです。外観はそれほど豪華ではありませんし、一筐体に7chものパワーアンプを納める本機は、ステレオパワーアンプよりも「性能が劣る」ように見えるかも知れません。けれど、 その実力は同価格帯のステレオパワーアンプと比べても何ら引けを取ることはありません。
2019年7月に開催された音展2019でサラウンドのフロントとして使った23cm口径ウーファーを3台搭載する、大型スピーカー「Vienna Acoustics The Music(380万円・ペア)」を軽々と鳴らし切り、サブウーファーが不要と確信するほどの重低音を発揮したことには、何を隠そう私が一番驚かされました。
満席の会場で大音量を鳴らしてもびくともしないその駆動力の高さと、内蔵ファンによる優れた放熱性にも舌を巻きました。このアンプなら、ハイエンドのホームシアターでも十分以上の性能を保証できます。
様々な用途にご利用頂ける7chの高音質を低価格で実現します
このアンプの開発は、ICで構成される簡素な出力回路を持ち、ピュアでストレートな音質のUSB-DAC「AIRBOW UD505 Special」で行いました。RCA音量可変出力にMM8077 Specialを直接繋ぎましたが、プリアンプの助けを借りなくても色彩感の濃い艶やかで広がりのある音質が発揮されました。AV8805 Specialと組み合わせた最終確認では、今までに発売してきたAIRBOW AVセパレートアンプの中でも抜きんでた細やかさと滑らかさ、音楽表現能力を発揮し、各社から発売される最高級プリメインアンプに肉薄するほどの高音質を実感しました。 7ch同時駆動でもその音質は変わりませんから、ステレオスピーカーのBi-AMP駆動用として、あるいは3Wayまでのスピーカー・マルチアンプ駆動にも十分対応できると思います。
仕様説明
入力端子 |
RCA/XLR各7ch(切替式)
マランツリモートバス(RC-5)入出力×1
DCトリガー入出力×1、 IRフラッシャー入力×1 |
スピーカー出力端子 |
7系統 |
定格出力(8Ω) |
150W×7(8Ω) |
入力感度 |
RCA(1.2V)、XLR(2.4V) |
周波数特性 |
8Hz〜100KHz(±3db)共通 |
消費電力 |
800W、待機電力0.4W(AC100V・50/60Hz) |
外形寸法 |
W440×H185×D384mm |
重量 |
18kg |
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