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スピーカーをセッティングしよう
上の図は、スピーカーをスタンドに置いた場合と、そうでない時の低音の広がり方のモデルです。左のモデルでは、スピーカーから出た音はストレスなく全方向に広がります。右のように平面の上にスピーカーを置くと低音が平面に沿って進み、後方へ回り込まなくなります。スピーカーの後ろ側に抜けるべき低音が抜けないと、「低音楽器の音がぼやけて膨らむ」、「前後方向の音の広がりが損なわれる」、「音が濁る」などの問題が発生します。スピーカーは周囲の反射の影響を強く受けるだけではなく、平面の上に直接置くと音の出方(特に低音)が変わってしまうので、必ず平面から離しましょう。
小型のインシュレーターでスピーカーを持ち上げるのが、お手軽です。
(インシュレーターをどこに置けばよいかはこちらをご覧ください)
お薦めの小型インシュレータ (凸型インシュレーターは、効果が高いですがスピーカーに使うと滑りやすいので注意してください) | ||||
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AET SH-2007A | AET SH-2014A | AIRBOW WoodBoy KM | AIRBOW Metal Bubble M | AIRBOW Metal Bubble L |
φ20x7mm | φ20x14mm | φ35x20mm | φ35x20mm | φ45x25mm |
インシュレーターの入門用にピッタリ。仕上げ、音質共に申し分ありませんが、直径が小さいので、アンプやCDプレーヤーなどの脚の下に置くと見かけが悪くなってしまいます。スピーカーに使うときには、高さが少し低いので15mmの2015Aを使いましょう。色は、ゴールド、ブルー、ブラックの3色から選べます。 |
インシュレーターの入門用にピッタリ。仕上げ、音質共に申し分ありませんが、直径が小さいので、アンプやCDプレーヤーなどの脚の下に置くと見かけが悪く、安定感がなくなります。15mmの高さがあれば、スピーカーに使えます。色は、ゴールド、シルバーの2色から選べます。 |
20年以上乾燥させた良質な黒檀をNC加工して仕上げた逸品です。20mmの高さがあるので、機器の足を避けて本体に直接接触させられます。直接置けるとインシュレータが見えにくいので、見かけが悪くならず、音質的なメリットも大きくなります。3点支持で使うのがおすすめです。スピーカーに使うときは、滑りやすいので注意してください。 |
Wood Boy KMと高さを合わせて作った「ピュアマグネシウム」のインシュレーターです。Wood Boyに比べると高域の切れ味に優れ、明快な鳴り方が魅力的です。高さが同じなので、Wood Boy KMと混ぜて音質を好みに調整することができます。3点支持がおすすめです。 |
「ピュアマグネシウム」の大型インシュレーターです。天井部分にある程度の面積があるので、凸型インシュレーターとしては滑りにくく、高さも十分にありますから、あらゆる機器にお使い頂けます。中域の濃さ、低域の厚み感、音の広がり感、空気感などが大幅に向上します。25万円を超えるCDプレーヤーやアンプに試して欲しい逸品です。 |
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Kripton SD-5 |
Acoustics Design AD-35a |
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小型キューブ状のインシュレーターは安くて便利です。4個使うとがたつきが出る場合は、前に2個、後1個の3点支持でお使いください。 |
ウェルフロートボードを使うと、スピーカーと置き台(棚板)の振動干渉が完全に遮断できるので、音が広がり、ストレスが消えます。使うと分かる、すごい効果です |
一本足のスタンドを使うと、音の広がりに優れた開放的な音がしますが、スタンドの強度が低いと、音像がぼやけることがあります。低音はふわりと出ます。 |
響きの良い木製スタンドを使うと、楽器の音や声が良くなります。上図スタンドのように、スタンドが密でスピーカーの下が適度に塞がれると低音が出ます。 |
逸品館お薦めのキューブ型インシュレーターはこちら | 逸品館お薦めのウェルフロートボードはこちら | 逸品館お薦めのスピーカースタンドはこちら |
スピーカーの高さは、「ツィーターと耳の高さを合わせる」のが基本だとされています。しかし、ソファーなどに座った場合の耳の位置に合わせるとスピーカーの高さが低くなりすぎて、床や天井などからの反射の悪影響を受けるので、スピーカーはツィーターの高さが床面から1m付近になるように設置しましょう。
フロア型スピーカーを床面にベタ置きすると、低音が床に伝わってしまうので、下図のようにキューブやブロックなどを使って少し浮したほうが音の広がりや空間の透明感が改善できます。しかし、スピーカーを床から離すと「低音の量」が少なくなりますから、低音の量感を増したい場合は、好みでベタ置きしても良いと思います。