瀬戸内『し・ま・の・音楽祭』とは
瀬戸内『し・ま・の・音楽祭』は「“しま”で生の音楽を聴きたい」「“しま”の中で演奏会を開催してほしい」という声に応えて生まれました。初めて“しま”で行った演奏会では、雨天にもかかわらず立ち見が出るほどの超満員。持続的な活動を目指して、実行委員会を立ち上げることとなりました。その後、多くの方にご協力いただきながら、島々を巡る演奏会を開催しています。
メンバーは瀬戸内各県の大学オーケストラ在籍者を中心に、北は青森、南は沖縄まで各地から集まっています。また、地元の方のご協力のもと“しま”ならではの食材を使ったバーベキューなども実現し、全国から集まった参加者に“しま”をアピールする場にもなっています。
演奏会は有望な若手演奏家の紹介の場にもなっています。2018年度からはソリストオーディションを行い、その最優秀賞受賞者を迎えて協奏曲を演奏しています。
『創る音楽祭』
瀬戸内『し・ま・の・音楽祭』の全リハーサルは公開されており、奏者が集まってから本番を迎えるまでのすべてがご覧になれます。リハーサルでは、場面に応じた音色の選び方から、他の楽器との音量バランス、ホールでの残響の利用の仕方にいたるまで、普段の活動に生かせる学びがもりだくさん。また、音楽づくりを学ばれたい方のために、奏者の集合から本番を迎えるまで全てを公開リハーサルとしています。