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ESOTERIC - ESSD-90180(シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、他)《e》【完売】

商品コード : ESSD-90180
製造元 : ESOTERIC
メーカー希望小売価格(税別) : 3,611
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ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD ハイブリッド・ソフト

オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒 的な音質向上で確固たる評価をいただいている ESOTERIC 名盤復刻シリーズ。発売以来 LP 時代を 通じて決定的名盤と評価され、CD 時代になった現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名 盤を高音質マスターから DSD マスタリングし、世界初の Super Audio CD ハイブリッド化を数多く実現し てきました。マルタ・アルゲリッチでは、「ショパン&リスト:ピアノ協奏曲第 1 番」、「アルゲリッチ バッハ を弾く」に続くハイブリッドディスクとなります。
 

アルゲリッチ躍進と充実の 20 年間

クラウディオ・アラウ、ネルソン・フレイレ、ダニエル・バレン ボイム、ブルーノ・レオナルド・ゲルバーなど、南米出身の 名ピアニストは数多いですが、その中でも最も奔放かつ情 熱的な演奏で知られるのがマルタ・アルゲリッチ(1941.6.5 ブエノスアイレス生まれ)でしょう。

5 歳から名教師スカラ ムッツァに学び、8 歳でモーツァルトとベートーヴェンのピ アノ協奏曲を弾いてデビュー。14 歳の時ヨーロッパにわた り、グルダ、アスケナーゼ、ベネデッティ・ミケランジェリ、マ ガロフら名だたる名ピアニストに学んでいます。

アルゲリッ チの名がピアノ界にとどろいたのは 1957 年、16 歳でブ ゾーニとジュネーヴの2つの国際コンクールで相次いで優 勝を飾った時のこと。それを受けて 1960 年には名門DG (ドイツ・グラモフォン)からデビュー・アルバムを発表、さら に 5 年後の 1965 年、第 7 回ショパン国際ピアノ・コンクールでの優勝は、アルゲリッチの名と、美しい 黒髪をなびかせた鍵盤の巫女を思わせる容姿とを一躍世界的なものにしたのでした。ショパン・コン クール優勝後は文字通り世界的な演奏活動を開始し、DGの録音も活発化し、リスト、シューマン、ショ パン、ラヴェルらのピアノ曲、あるいはアバド/ベルリン・フィル、ロンドン響、デュトワ/ロイヤル・フィルら との協奏曲を次々と録音し、絶大な人気を博しました。この 20 年間に録音されたショパン・アルバムは (ピアノ協奏曲 2 曲を除き)3 枚で、当ディスクには 1974 年録音の「葬送ソナタ」、「アンダンテ・スピア ナート華麗なるポロネーズ」、「スケルツォ第 2 番」に、1968 年のピアノ・ソナタ第 3 番がカップリングされ ています。
 

ミュンヘンの 2 つの録音会場での名録音を最高の状態で Super Audio CD ハイブリッド化

録音は 1950 年代からミュンヘンの録音会場としDGが使ってきたレジデンツ内の 2 つのホールで行 なわれました。

1967年の「ピアノ・ソナタ第3番」が録音されたプレーナーザールは、バイエルン学士院 (科学アカデミーという訳語もあり)の中の小ホールであり、ミケランジェリ、アマデウス四重奏団など、ピ アノ・ソロや室内楽の録音に使われることが多かった会場です。一方 1974 年の録音で使われたのは 学士院に隣接するヘルクレスザール。ここは優れた音響で知られる 1800 人以上を収容できる典型的 なシューボックス形式のコンサートホールであり、細部をマスクしすぎない適度な残響感、高域から低 域までバランスのとれた響きの 2 点で録音には最適であり、マウリツィオ・ポリーニも好んでそのソロ録 音をここで行なってきました。いずれもライナー・ブロック(プロデューサー)とヘインツ・ヴィルトハーゲ ン(エンジニア)という 1970 年代のDGの黄金コンビが手掛けた録音で会場の特性を知り尽くした安定 感のあるバランスが聴きものです。よりインティメートな空間を感じさせる「ピアノ・ソナタ第 3 番」、より開 放感のある 74年録音の 3曲ともに、共通しているのはアルゲリッチのピアノの響きとタッチのニュアンス が絶妙な明晰度で捉えられている点。アナログ時代のDGの録音技術の確かさの証左といえるでしょう。

いずれも名盤だけにデジタル初期に CD 化されて以来、オリジナルスでのリマスターのほか、「ピアノ・ ソナタ第 3 番」に関しては 2011 年にシングルレイヤーの Super Audio CD –SHM 仕様として発売されて きました。今回の Super Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使 Super Audio CD 用 するマスターテープの選定から、最終的な DSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が 行われています。特に DSD マスタリングにあたっては、DA コンバーターとルビジウムクロックジェネ レーターに、入念に調整された ESOTERIC の最高級機材を投入、また MEXCEL ケーブルを惜しげも なく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができまし た。
 
●収録曲
フレデリック・ショパン

・ピアノ・ソナタ 第 2 番 変ロ短調 作品 35
[1] 第 1 楽章 グラーヴェ―ドッピオ・モヴィメント
[2] 第 2 楽章 スケルツォ
[3] 第 3 楽章 葬送行進曲:レント
[4] 第 4 楽章 フィナーレ:プレスト

・ピアノ・ソナタ 第 3 番 ロ短調 作品 58
[5] 第 1 楽章 アレグロ・マエストーソ
[6] 第 2 楽章 スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ
[7] 第 3 楽章 ラルゴ
[8] 第 4 楽章 プレスト・マ・ノン・トロッポ
[9] アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ 変ホ長調 作品 22
[10] スケルツォ第 2 番 変ロ短調 作品 31
 
●詳細
録音 1967 年 1 月、ミュンヘン・レジデンツ内バイエルン学士院、プレーナーザール(5-8)、
1974 年 7 月、ミュンヘン・レジデンツ内ヘルクレスザール(1-4,9,10)
初出 5-8:139317(1968 年)、1-4,9,10:2530530(1975 年)
日本盤 初出7-14 5-8:SLGM1440(1968 年 8 月)、1-4,9,10:MG2491 (1975 年 7 月 1 日)

作品の本質に鋭く切り込むチョン・キョンファ全盛期の凄まじいヴァイオリン。鮮明なデッカ・サウンドの最も理想的な形での世界初ハイブリッド化が実現。

ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD ハイブリッド・ソフト

オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CD ハイブリッド化による圧倒的な音質向上で確固たる評価をいただいているESOTERIC 名盤復刻シリーズ。発売以来LP 時代を通じて決定的名盤と評価され、CD 時代になった現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターからDSD マスタリングし、Super Audio CD ハイブリッド化を実現してきました。韓国の名ヴァイオリニスト、チョン・キョンファ(1948.3.26〜)の1970 年代の3 枚のLP から選曲した1枚を世界初Super Audio CD ハイブリッド化で発売いたします。
 

類稀なる名手チョン・キョンファ

チョン・キョンファは韓国ソウルに生まれ、12 歳で渡米、ジュリアード音楽院で名教師ガラミアンに師事してその才能を開花させました。1967 年、19 歳の時にレーヴェントリット・コンクールでズーカーマンと第1 位を分け合ったことで大きな話題を集め、その3 年後、1970 年にアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団と共演してヨーロッパ・デビューを果たし、「ジネット・ヌヴー以来、最も素晴らしいヴァイオリ ニスト」と絶賛され、センセーションを巻き起こしました。同時に英デッカと録音契約を結び、ヨーロッパ・デビューと同じプレヴィン指揮ロンドン響とチャイコフスキーとシベリウスのヴァイオリン協奏曲を録音してレコード・デビューを果たしています。
それ以来1987 年まで17 年間にわたってデッカ・レーベルに室内楽を含む17 枚のディスクを録音。その後EMIに移籍し、さらに2005〜2010 年まで指の故障で長期療養した後に復帰。2016 年はバッハの無伴奏全曲を録音し、コンサートでも披露するなど、息の長い演奏活動を続けています。その長い芸歴の中で、自らの芸風も変化させてきたチョン・キョンファですが、彼女の名をまず世界に知らしめ、その芸術の神髄を記録しているのは、やはり1980 年代初頭までの録音といえるでしょう。
 

1970 年代のチョン・キョンファの神髄

当ディスクは、1970 年代にアナログ録音された3 枚のLPからチョンの代表的名演を当シリーズのために独自に選曲したものです。シベリウスは上述の1970 年録音のデッカへのデビュー盤となったもので、チャイコフスキーとのカップリングで発売されたもの。ブルッフは同じスコットランド幻想曲との組み合わせで発売されたチョン2 枚目の録音。サン=サーンスとラヴェルは、1977 年に録音された7 枚目のソロ・アルバムにして、それまで協奏曲の大曲ばかり録音してきていたチョンにとって初めての小品集となったLPから採られたものです。この時期のチョンの演奏の特徴は、何と言っても作品に憑依したかのような凄まじい求心力を持っていることでしょう。体当たり的ともいえる情熱、豊かな感情の起伏、切れ味の鋭い技巧、そして鮮烈なまでの音色など、ヴァイオリンという楽器を極め、さらにそれを超えたところで音楽の深さを垣間見せてくれるヴァイオリニストとしてのチョンの本質が音として刻み込まれています。
シベリウスは清冽かつ純粋なこの音楽の本質を突いた名演ですし、ブルッフでは作品に盛り込まれた深いロマンティシズムをごく自然に引き出しています。サン=サーンスとラヴェルはヴィルトゥオーゾとしてのチョンの凄さが最も直接的に味わえるもので、音楽の変化に沿って千変万化するその音色の多彩さを聴くだけでも、彼女の才能の一端に触れられましょう。
 

華麗な共演者のラインナップ

共演者の充実ぶりも特筆すべきもので、シベリウスでは、当時イギリスで爆発的な人気を誇っていたアンドレ・プレヴィンとロンドン交響楽団が十全にバックアップ。合わせもの巧者としてのプレヴィンの上手さが発揮されています。この後EMIがメイン・レーベルとなるこのコンビの初のデッカ録音でもありました。ブルッフでは、ロイヤル・フィルおよびBBC響の首席指揮者を歴任してイギリス楽壇でも大御所的な地位にあったルドルフ・ケンペの指揮が聴きものです。そして小品では、これまた合わせもの上手で、一時期チョンとも親密な関係にあったシャルル・デュトワが起用されています。
 

最高の状態でのSuper Audio CD ハイブリッド化が実現

録音は全て1912 年に建立されたロンドンのキングスウェイ・ホールで行われました。SP の電気録音最初期の1926 年からデジタル録音が始まっていた1984 年まで、オーケストラ、合唱、そしてオペラ作品の録音に引っ張りだこだった、ロンドンのもっとも有名な録音会場であり、その深みのある優れたアコースティックは数多くの名録音を生み出しています。ヴェテラン・プロデューサーであるクリストファー・レーバーンとレイ・ミンシャルがプロデュースを担い、ホールの音響特性を知り尽くしたデッカのチーフ・エンジニア、ケネス・ウィルキンソンとジェイムズ・ロックがエンジニアリングを担い、ヴァイオリン独奏を細部まで明晰に捉えつつ、後ろに広がるオーケストラのスケールの大きなサウンド・イメージが巧みに再現されています。
歴史的な名録音だけに、CD 時代初期からリマスターされ、一部は「栄光のロンドン・サウンド」による24bit/96kHz リマスターやシングルレイヤーのSuper Audio CD としても発売されてきましたが、今回のSuper Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターテープの選定から、最終的なDSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特にDSD マスタリングにあたっては、DA コンバーターとルビジウムクロックジェネレーターに、入念に調整されたESOTERIC の最高級機材を投入、またMEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。
 

『芸術の女神に身を捧げるような弾き方に胸がときめいてくる』

◎シベリウス

「特にシベリウスはすばらしい。繊細を極めた音色、すばらしいリズム感、豊かな感情、各所に閃くセンス、実に心をそそる演奏である。プレヴィンのバックもすっきりとした新鮮さを純粋な音楽性で包んでいる。」
(『レコード芸術』1971 年4 月号、推薦盤)

「1970 年のロンドン・デビューでセンセーションを巻き起こした直後にレコーディングしたチョン・キョンファのデビュー盤である。燃え立つような激しい情熱の全てをぶつけたようなヴァイオリンで、新鮮で強 烈な衝撃を与えたレコード。厳しいほどの緊張感が全曲に漲り、並々ならぬ意欲のほどがうかがわれ、楽器がまるで体の一部であるかのような、確固たる自信に溢れた演奏でもある。この逸材の実力を十二分に発揮させたプレヴィンの指揮も高く評価されよう。」
(長谷川武久、『レコード芸術別冊 クラシック・レコード・ブック 協奏曲編』、1986 年)

「高い緊張感を保ちながら厳しい姿勢でシベリウスの孤高の旋律を歌いあげている。プレヴィンの指揮は響きの美しさと格調高い表現が際立つとともに、チョンのソロを絶妙の呼吸で支えている。」
(岡本稔、『クラシック不滅の名盤800』、1997 年)

「このコンチェルトの清冽さ、純潔な厳しさ、凛としてデリケートなニュアンスを、チョンぐらい見事に表出した例はない。彼女は音楽と完全に一体になっている。他にも名盤は多いが、それらは曲とは離れた名技、名表現というのがほとんどだ。ところがチョンの場合は、いったいどこまでは作品の魅力で、どこまでがヴァイオリニストの魅力なのかがはっきりしない。彼女をほめればそれがそのまま曲への賛辞になってしまうのである。」
(宇野功芳、『ONTOMO MOOK クラシック名盤大全・器楽曲編』、1998 年)

 
◎ブルッフ

「チョン・キョンファの演奏は、感受性に充ちた、楚々として心を添える音と表現を持ち、冒頭からして惹かれるが、気持ちをいっぱいに込めてクレッシェンドされると、身体ごと曲に没入し、芸術の女神に身を捧げるような弾き方に胸がときめいてくる。老朽ケンペは、いかにも味の濃い、スケールの大きい、充実しきった指揮ぶりでチョン・キョンファを包んでいる。」
(『レコード芸術』1973 年4 月号、推薦盤)

「まだ二十代前半の若さでありながら、完全に成熟した音楽を聴かせていたチョン・キョンファの初期のスタイルを伝えているものの一つで、作品の性格から行っても強烈な個性を表面化させたものではないが、ケンペ=ロイヤル・フィルとの均衡のとれた美しさが魅力だ。」
(藤田由之、『クラシック不滅の名盤800』、1997 年)

◎ラヴェル・サン=サーンス

「近年の彼女は、このレコードに明らかなごとく、表現の幅が広くなってきた。これは大きな進歩である。 サン=サーンスとラヴェルは、明快でのびのびしていて、いかにも快い。ヴァイオリンをリズミカルに歌わせる点で、抜群の才能に恵まれている。」
(『レコード芸術』1979 年12 月号、推薦盤)

「(ツィガーヌは)ラッサンの第1 部の絞り出すようなG線の音に、チョンの心の声が聴かれる。それは胸をかきむしるようなすごい音色で、ジプシーの哀愁以上のものが漂う。フリスカではすべての表現が天才の証であり、リズムの間や巧みな節回しが唖然とするほどものを言っている。」
(宇野功芳、『レコード芸術別冊 クラシック・レコード・ブック 協奏曲編』、1986 年)

 
●収録曲
・ジャン・シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
[1] 第1楽章 アレグロ・モデラート
[2] 第2楽章 アダージョ・ディ・モルト
[3] 第3楽章 アレグロ・ノン・トロッポ

・マックス・ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1 番 ト短調 作品26
[4] 第1楽章 前奏曲 アレグロ・モデラート
[5] 第2楽章 アダージョ
[6] 第3楽章 フィナーレ、アレグロ・エネルジコ

・モーリス・ラヴェル
[7] ツィガーヌ

・カミーユ・サン=サーンス
[8] 序奏とロンド・カプリチオーソ作品28
*チャイコフスキーの楽曲は収録しておりません。
 
●詳細
奏者・楽団 チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
1-3:アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団
4-6:ルドルフ・ケンぺ(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
7-8:シャルル・デュトワ(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1970 年6 月(1-3)、1972 年5 月(4-6)、1977 年4 月(7-8)、ロンドン、キングスウェイ・ホール
LP初出 1-3: SXL6493(1971 年)
4-6: SXL6573(1973 年)
7-8: SXL6851(1979 年)
日本盤LP初出 1-3:SLC2000 (1971 年3 月)
4-6:SLC2310 (1973 年3 月)
7-8:SLA1228 (1979 年10 月21 日)
プロデューサー クリストファー・レーバーン(1-3、7-8)、レイ・ミンシャル(4-6)、
レコーディング・エンジニア ケネス・ウィルキンソン(1-3、7-8)、ジェイムズ・ロック(4-6)

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